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ブローチで加工されたワークの歯厚
BPD(ビットウィンピンダイヤメータ)の測定

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当社で採用するブローチカッタで加工された被削物の歯厚測定方法について。

 一般的な歯車の歯厚はBBD測定器などを使用したBBD(ビットウィンボールダイヤメータ)での評価が一般的ですが、ブローチ加工の対象ワークはスプライン穴で有ることが多く、嵌合を確認するためにワークリード方向での最小歯厚の評価が望ましいと考えています。そのためボールではなくピンを使用し歯厚測定を行っています。(ピンがリード方向の歯厚最小位置に接地するため)

以下は当社で昔から採用している測定方法を紹介します。

準備物

準備物

※事例で紹介する仕様

 図示BPD:35.mm (使用ピンφ1.5mm)

 基準寸法25mmのパラレルブロックを使用

配置

図を参考に配置します。

※ブロックゲージのサイズ選定方法について

 図面指示よりも1-2mmほど大きいサイズを選定してください

例)35(BPD)-25(パラレルブロック)+2=10mm

配置

加重

加重
  • パラレルブロックに圧力をかけます。配置した状態で持ち上げてもピンゲージが落ちない程度に指で上から押さえます。
  • ワークごと持ち上げ写真のようにパラレルブロックを手で挟み込むように力を入れます。
  • ブロックを揺すってもピンが落ちない程度に力がかかっていることを確認します。

※パラレルブロックを叩かないで下さい。
(圧力が一定しません)

※強めに押すほうが再現性があります。

測定

  • パラレルブロックのみの幅を測定します。
    ※24.955mmだとします。
  • 以下の計算式からBPDを求めることができます。
    34.955(BPD)= 24.955+10.0(ブロックゲージ)
測定

■メリット

  •  安価な道具で測定ができる
  •  ピンを用意すれば様々なサイズに対応できる
  •  切欠ピンを使用した測定が比較的容易

■デメリット

  •  多少の技量が必要
  •  専用測定と比べて測定時間がかかる
  •  BPDが小さくなるとパラレルブロックが入らず測定できない

※複数人で測り合わせを行い人によるばらつきを確認してください。

※パラレルブロックはどの位置にスライドさせても平行に狂いの無いものを使用してください

当社では日本オートマチック社PBSシリーズを自社で追加工したものを使用しています。

印刷用:切削工具ニュース 「ブローチで加工されたワークの歯厚 BPD(ビットウィンピンダイヤメータ)の測定」(PDF/617KB)

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