ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニュー フッタへ

中国CIMT(中国国際工作機械展覧会)にスーパースカイビング盤MSS300を初出展

  • Linkedin

三菱重工工作機械は、中国・北京で開幕する「CIMT 2017 第15回中国国際工作機械展覧会」に4月17日(月)から22日(土)に、内歯車を加工するスーパースカイビング盤MSS300を中国市場で初出展します。2016年通年の中国自動車生産台数は前年比14.5%増の2,811万台 (注) と言われており、今後も拡大基調が続くとみられている世界最大の工作機械市場です。また、各種製造現場では生産効率アップや自動化、高精度化に対するニーズが高まっています。今回の展示会ではこうした状況を踏まえ、歯車生産に関する総合提案力と高精度加工機などをアピールします。

■スーパースカイビング盤MSS300について
スーパースカイビング盤MSS300は、加工が難しい内歯車を高速・高精度に加工することができます。これまでスカイビング(Skiving)加工が抱えてきた技術的課題を、優れた機械剛性および同期制御技術、専用切削シミュレーションソフトなどによりクリアしたもので、量産効果により生産コストの低減がはかれます。

スカイビング加工は、ピニオンカッターなどの回転工具をワーク(加工対象の歯車材)に対して軸交差角度を与えて取り付け、両方を同期回転させることで切削加工する技術です。両方の接触点では軸交差角度の影響で工具の軸方向にすべり速度が発生して、高速加工が可能になります。反面、切削角度(すくい角)が鈍角となりやすい加工法であるため、工具の消耗も顕著であるという課題があります。

MSS300は、三菱重工工作機械が独自開発した樽形の多刃回転工具「スーパースカイビングカッター」を用いた加工では、大きな軸交差角を取ることができ、切削速度と加工精度がさらに向上するとともに、多刃であることから工具の大幅な長寿命化につながります。また、一般的なピニオンカッターでの加工も可能で、ワーク形状に応じて使い分けることができます。

工具を装着する主軸とワークを取り付けるテーブル軸には、いずれもダイレクトドライブモーターを採用。高い同期精度を実現するとともに、連続的なかみ合い加工により工具の歯形が高い精度でワークに転写されることで高精度加工が可能になります。X・Y・Zの直線3軸の送りにはすべり案内面を採用し高い剛性を実現しています。また、熱や力の流れを考慮してバランスに優れる左右対称構造とすることなどにより、優れた位置決め精度を確保し、安定した高精度加工ができます。

■出展内容

  • スーパースカイビング盤 MSS300    (実機展示)
  • 歯車加工ラインGE15A + FE30A    (実機展示)
  • 大形高精度加工機 MVR-Fx    (大画面映像放映)
  • 超精密加工機 μV1、μV5    (パネル展示)
  • 微細レーザー加工機ABLASER    (パネル展示)
  • 歯車加工用各種切削工具、および加工ワークサンプル    (実物展示)
  • 精密位置検出器 MPスケール    (実物展示)

■「CIMT 中国国際工作機械展覧会」とは

CIMTは中国最大の国際工作機械展示会で、1989年以来隔年開催されており、世界四大工作機械見本市の一つに数えられます。今回は中国国際展覧中心(新館)を会場に、17日(月)から6日間開催されます。

(注) 2017年1月 中国汽車工業協会発表値

スーパースカイビング盤 MSS300
スーパースカイビング盤 MSS300
スーパースカイビングカッタ
スーパースカイビングカッタ

問い合わせ先:企画グループ 電話:077-551-3471
メールでのお問い合わせ(三菱重工ウェブサイトにリンクします)